法学部ゼミ
カリキュラム名 | 担当教員 |
---|---|
専門演習 | 指宿 信 |
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022 |
専門演習
|
刑事裁判制度・誤判冤罪問題に関する重要トピックや事件を学ぶ
|
---|
担当教員 | 実施学期 | 単位数 | 配当 | 曜日・時限 | 教室名 | 授業コード |
---|---|---|---|---|---|---|
指宿 信
(いぶすき まこと)
|
通年 | 4 | 法3・4 |
火
5
|
53J
|
4908 |
|
授業の内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【演習の方針】 第一に刑事裁判に関して基本文献の講読をベースに重要なトピックについて学ぶ。第二に誤判冤罪事件に関して基本文献に紹介されているケースを通して,具体的に学ぶ。 【演習の内容】 1)セルフ・ラーニング:自らの調査に基づく個別報告 2)アクティブ・ラーニング:グループワークや成果プレゼン,班別の報告 3)フィールド・スタディ:各種の参観見学,当事者からのヒアリング 以上の三つを組み合わせる。 【年間テーマ】 2022年度は刑事裁判制度(前期)と誤判冤罪(後期)である。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前期については,前期に,刑事司法に関する重要なトピックの学習を通じ,刑事訴訟法の解釈運用における課題の習得。 後期については,後期に,具体的な誤判冤罪事例の学習を通じ,誤判冤罪が発生するメカニズムについて原因を理解し,解決課題の明確化と対策の可能性を考えられるようになる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業の方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.報告者は,担当する章について,レジュメを作成し,当日人数分を配布する。 2.レジュメに基づいて30分程度の報告をおこなう。 3.報告者の報告に基づき,1時間程度,全員で討論する。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業の計画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業時間外の学修(予習・復習等) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
施設参観や見学を実施する。「生きている法」を学ぶ貴重なチャンスなので必ず出るようにしてほしい。過去の参観見学例:多摩少年院,府中刑務所,愛光女子学園,喜連川社会復帰促進センター,赤城少年院,千葉刑務所,等の各種刑事施設。警視庁留置施設,最高裁判所,東京地方検察庁,明治大学刑事博物館等。 授業時間外の学修:セルフラーニングとして,毎週予定されている講読文献ならびに注に引用されている各種参考文献の読み込み,自己の意見形成に90分程度の準備を要する。アクティブ・ラーニングとして,報告予定の場合には,講読文献の読み込み,資料収集,文献の読み込み,レジュメの作成に240分から300分程度の準備を要する。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価の基準と方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告の準備(30%) 報告内容(30%) 平常点(ゼミでの発言回数や参加態度)(40%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教科書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者:後藤昭 書籍名:『刑事司法を担う人々(シリーズ刑事司法を考える 第3巻)』 出版社:岩波書店 発行年:2017 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考文献 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者:今村格 書籍名:『冤罪弁護士が語る真実』 出版社:講談社現代新書 発行年:2012 価格:¥800 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修者への要望 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告者に求めること 【事前】 1)主題に対する十分な調査と理解。 2)必要な資料の収集(ネットだけでは不可。データベースや図書館利用を義務づける。書籍や論文のない報告は認めない)。 3)テキストの十分な読み込み。 4)読みやすいレジュメ,必要な範囲で配付資料を準備。 【当日】 1)報告者の問題意識を簡明に説明する。(10分) 2)取り上げた論点・問題を説明する。(10分) 3)取り上げた論点・問題への自分の見解を述べる。(5分) 4)検討が不十分な点,未解明な点,今後調べたい点を述べる。(5分) 参加者に求めること 1)沈黙は「禁」。必ず質問する。でなければ欠席と同じ。 2)良い質問は質問者の頭を鍛える。考える! |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教員との連絡・相談方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メールアドレス1:ibusuki[at]seijo.ac.jp ※ [at]は@に置き換える。 上記のメールアドレスに連絡すること。 |