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  • 2017.11.27

    法学部創設40周年記念講演会について

    法学部では 下記の通り、法学部創設40周年記念講演会を開催致しますので 学部学生、大学院生の皆様も 是非ご参加ください。      記 『情報化社会を生きる-プライバシー権を中心に』...続きを読む

成城大学NEWS

学部長からひとこと

法学部長写真

生きた目標

法学部長 鋤本 豊博

 成城学園創立100周年、成城大学法学部創設40周年という記念すべき年に、数多くの大学・学部の中から成城大学法学部を選んで下さった皆さんをお迎えできることは、我々にとって誠に大きな喜びであります。と同時に、4年後に皆さんが我々を踏み台にして大きく社会に羽ばたいていかれるよう責任を果たし続けたいと考えております。ただし、皆さんが自ら目標を立て、その達成に向け本気で取り組んでくれることが前提となります。

 では、本気で取り組める「生きた目標」をどのように設定すればよいのでしょうか。まず、今の自分を知ることへの恐怖を取り除いて下さい。そもそも目標設定ができないというのは、今の自分が何をどの程度できるかについて現実的な感覚がないため、達成不能な目標を設定しかねず、途中で挫折して頑張れない自分を再認識したくないという強い思いが働いているかもしれないからです。

 次に、目標と願望の違いを意識して下さい。「目標」というためには、①内的な動機付けがあること(人はどうであれ、本心から成し遂げたいと思っていること)、②正確な自己認識に基づき達成できるものであること、及び、③期限が設定されていることが不可欠です。「これをすれば、こういう効果があるからやってみよう」という成果主義的な動機付けは、機械作業的なビジネスモデルにしか妥当しませんし、効果を実感しなければ恨みに変わりかねません。また、「外国語をネイティブ並みに習得する」あるいは「司法試験に合格する」を目標にしようとすることは素晴らしいことですが、達成できなくてもすぐに諦めることができたり、毎年同じ目標になり得るというのであれば、それは願望に過ぎないのです。

 さらに、目標をうまく設定できても、モチベーションを維持できなければ画餅に帰します。「生きた」目標とするには、目標達成までのプロセスをイメージできるほどに具体的な計画を立てたうえで、今より少しの努力で到達できる「小ゴール」をいくつか設ける必要があります。「小ゴール」に到達したという達成感が、次の小ゴールに向かわせる原動力となるからです。あと、週単位で成し遂げた事実だけを記録し(反省・言い訳は無用)、月単位で小ゴールの適切さと手段の妥当性を検証することをお勧めします。

 最後に、宿命は変えられないかもしれませんが、運命は自らの力で切り開くものですから、変えることができます。是非「生きた目標」を設定し、自分を成長させて下さい。自分を成長させるのは自分でしかなく、我々の使命は皆さんの成長を促すことだけです。たとえ挫折しかけている皆さんを見ても、手を差し伸べ救済するようなことはしないかもしれません。困ったら助けてもらえるという依存心を芽生えさせることは、人に騙されるリスクを高めることになるからです。しかし、忘れないで下さい。我々はいつも鍵を開け、皆さんが我々の部屋に訪ねて来ることを待っています。

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