専門紹介 |
専門はアメリカ地域研究です。特に、アメリカ合衆国における人種・エスニックマイノリティについての学問であるEthnic Studies、Asian American Studiesを中心に、学際的な視点から研究しています。
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自己紹介 |
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研究内容 |
日系移民をケーススタディとして、アメリカ合衆国における「移民」の社会的カテゴリーについて研究しています。詳しく言うと、「移民」とはどういった人を指すのか?人はいつ、どのようにして「移民」になるのか?アメリカにとって「移民」とはどんな意味を持っているのか?「移民国家アメリカ」という「神話」はどのように再生産されるのか?ということについて考えています。
これまでカリフォルニアやテキサスでフィールドワークを行い、インタビュー調査などをしてきました。歴史学、社会学、人類学、人文地理学など、様々な学問分野を取り入れて、学際的な姿勢を大切にしています。
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学歴 |
2000年3月 |
名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科 卒業 |
2004年5月 |
サンフランシスコ州立大学Ethnic Studies修士課程 修了 (M.A. in Ethnic Studies) |
2011年6月 |
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程修了 |
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職歴 |
2008年4月 |
東京大学教養学部国際ジャーナリズム寄付講座 特任助教 |
2010年4月 |
成城大学法学部 専任講師 |
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主な業績 |
<論文、判例評釈、紀要、雑誌記事等>
- 「Place, Community, and Identity: The Preservation Movement of San Francisco's Japantown」『Pacific and American Studies』9号142-159ページ(2009年3月)
- 「二一世紀日本人のアメリカン・ドリーム――移民と非移民の間」『アジア遊学 特集 現代日本をめぐる国際移動』104号72-80ページ(2007年11月)
- 「ジャップ・ロード改名論争におけるスケールの創造――『ローカル』な記憶と『ナショナル』な記憶の再生産」『村井忠政編著『トランスナショナル・アイデンティティと多文化共生:グローバル時代の日系人』197-222ページ(2007年4月)
- 「Communities Created through the Production of Scale: Controversy over the Renaming of ‘Jap Road’ in Texas」『49th Parallel (UK) [online]』special edition 2006 autumn号(2006年10月)
- 「日系コミュニティの将来 ―日本人と日系人の交流を通して―」『移民研究年報』11号81-98ページ(2005年3月)
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学会活動 |
アメリカ学会、日本移民学会、Association for Asian American Studies, International American Studies Association
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その他 |
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