
このサイトに示されている内容は、新型コロナ対応として特に掲載しているものを除き、コロナ禍以前の通常の学生生活を前提にしたものです。成城大学は、授業に関しては2022年度開講時の方針として、原則として対面授業を実施するとしています。しかし、なお、非常時であるとの認識のもと、学生教職員の安全を守り安心を維持するという見地から、様々な施策を講じており、残念ながら現在、この内容通りの学生生活を提供することは不可能な状況にあります。私たちは、ハイフレックス(遠隔対面同時実施)授業や遠隔授業のスキルの向上・機材の充実に努め、コロナ禍の状況においても、可能な限り学生の勉学環境を整えるべく努力してきましたし、これからもその努力を継続いたします。なお、成城大学における現状につきましては、成城大学ウエブサイトのトップページ掲載の「新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ(随時更新)」も併せてご覧いただきますようお願い申し上げます。
在宅学習をしている皆さんへ
法学部長 川 淳一
法学部の学生の皆さん、法学部長の川淳一です。新型コロナウィルスの感染のリスクをできるだけ軽減するという観点から、授業が遠隔で行われることが多くなっており、そのため、皆さんには、在宅での学習を余儀なくされ、大変な困難と戸惑い、悩みを持たれていることと思います。われわれ教職員も、皆さんと全く同じ思いです。
もっとも、在宅での学習にもメリットがないわけではないと思います。まず、様々なジャンルの本をじっくり読む機会が多くあるのではないでしょうか。また、オンデマンド型の授業では、家で繰り返し、配布された資料を読んだり音声ファイルを聞くことができ、学習内容の理解をより一層深めることができるということもあると思います。それから、今後のアフターコロナの時代には、これまでとは異なり、大学教育のあり方や仕事の仕方も大きく変わり、在宅で大学の授業に参加したり仕事を行う機会が多くなるということも容易に想像することができます。そうした場合に、在宅での学習という経験は、大いに役に立つのではないでしょうか。皆さんには、こうした面も意識していただけたらと思います。しかし、そうはいっても、在宅での学習は、どうしても学びの方法や資料の収集など様々な面で困難が伴うということも事実ですよね。
そこで、法学部では、この度、皆さんの在宅での学びを支援するという目的で「―With CORONA-在宅学習支援特設ページ」を開設しましたので、是非活用していただければ思います。
今後ともわれわれ教職員は、皆さんに可能な限り実りの多い学習環境を提供するべく力を尽くしてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。