カリキュラムと教員紹介

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専任教員紹介

教授
福田 宏 Hiroshi FUKUDA
メール:  
担当科目: 国際関係論、政治学概論、平和研究
専門紹介
国際関係論、中央ヨーロッパ諸国の政治
自己紹介
2017年度より成城大学法学部にて国際関係論などの政治学科目を担当しています。専門として扱っているのはチェコやスロヴァキアなどの中央ヨーロッパ地域ですが、映画・音楽・スポーツといった観点からも政治を捉えていければと考えているところです。
研究内容
学歴
1986年4月~1989年3月 和歌山県立 新宮高等学校 卒業
1989年4月~1993年3月 北海道大学 法学部 卒業
1993年4月~1995年3月 北海道大学大学院 法学研究科 修士課程 修了
1995年4月~1999年7月 北海道大学大学院 法学研究科 博士課程 単位取得退学
1996年10月~1999年3月 チェコ カレル大学哲学部 歴史研究所 在外研究および留学
職歴
1996年4月~1998年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
1999年8月~2002年7月 北海道大学大学院法学研究科 助手
2003年4月~2005年3月 北海道大学大学院法学研究科 講師
2005年4月~2006年3月 北海道大学スラブ研究センター 21世紀COE非常勤研究員
2006年4月~2007年1月 北海道大学スラブ研究センター 助手
2007年2月~2010年2月 在スロヴァキア大使館 専門調査員
2010年4月~2011年12月 北海道大学スラブ研究センター 博士研究員
2012年1月~2012年9月 北海道大学スラブ研究センター 助教
2012年10月~2015年3月 京都大学地域研究統合情報センター 助教
2015年4月~2017年3月 愛知教育大学 講師
2017年4月 成城大学法学部 准教授(現職)
主な業績

<単行本、著書、共著等>

  • 『みえない関係性をみせる(叢書グローバル関係学5)』(共著)(後藤絵美との共編著)岩波書店(2020年11月)
  • 『変動する社会と法・政治・文化』(共著)成城大学法学会編、福田担当分「原発推進国家としてのチェコとスロヴァキア:旧東欧諸国における原子力政策の事例研究」297-319頁(2019年3月)
  • 『紅い戦争のメモリースケープ:旧ソ連・東欧・中国・ベトナム』(共著)越野剛・高山陽子編、福田担当分「紅い刑事ドラマとチェコスロヴァキアの社会主義:テレビによる同時代史の構築」125-144頁(2019年6月)
  • 『教養としてのヨーロッパ政治』(共著)松尾秀哉・近藤康史・近藤正基・溝口修平編、福田担当分「チェコとスロヴァキア」313-331頁(2019年6月)
  • 『せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題:ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤』(共著)橋本伸也編、福田担当分「スロヴァキア:国民記憶院」および「現代スロヴァキアにおける歴史論争:第二次世界大戦期の位置づけをめぐって」ミネルヴァ書房、81-92、217-235頁(2017年12月)
  • 『融解と再創造の世界秩序(相関地域研究2)』(共著)村上勇介・帯谷知可編、福田担当分「ロック音楽と市民社会、テレビドラマと民主化:社会主義時代のチェコスロヴァキア」青弓社、137-160頁(2016年)
  • 『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」:世界が揺れた転換点』(共著)西田慎・梅崎透編、福田担当分「チェコスロヴァキア:プラハの春」ミネルヴァ書房、255-278頁(2015年)
  • 『第一次世界大戦と帝国の遺産』(共著)池田嘉郎編、福田担当分「ポスト・ハプスブルク期における国民国家と広域論」山川出版社、106-134頁(2014年)
  • 『サッカーとグローバル関係学』(単著)(編著)Seijo CGS Working Paper Series, no.16、成城大学グローカル研究センター(2019年3月)
  • 『せめぎあう眼差し:相関する地域を読み解く』(共著)(柳澤雅之との共編著)CIAS Discussion Paper, no.56、京都大学地域研究統合情報センター(2016年)
  • 『国民音楽の比較研究に向けて:音楽から地域を読み解く試み』(共著)(池田あいのとの共編著)CIAS Discussion Paper, no.49、京都大学地域研究統合情報センター(2015年)
  • 『身体の国民化:多極化するチェコ社会と体操運動』(単著)北海道大学出版会(2006年)

<論文、判例評釈、紀要、雑誌記事等>

  • 「『国民楽派』再考に向けて―ドヴォジャークにおける社会進化論とオリエンタリズム」『東欧史研究』39号、112-118ページ(2017年)
  • 「パン・ヨーロッパとファシズム:クーデンホーフ=カレルギーとヨーロッパの境界」、総特集「ロシアとヨーロッパの狭間:ウクライナ問題と地域史から考える」の序文「ロシアとヨーロッパ:狭間の地域研究」、総特集第2部「両大戦間期の中央ヨーロッパ」の序文「『危機の時代』における西と東の狭間」、座談会「地域と地域の間を読み解くために(司会)」『地域研究』16巻1号、8-15、16-35、110-117、118-136ページ(2015年)
  • 「Central Europe between Empires: Milan Hodža and His Strategy for 'Small' Nations」『Tomohiko Uyama (ed.), Empire and After: Essays in Comparative Imperial and Decolonization Studies (Comparative Studies on Regional Powers, No. 9) (Sapporo: Slavic Research Center)』35-51ページ(2012年)
  • 「ミラン・ホジャの中欧連邦構想:地域再編の試みと農民民主主義の思想」『境界研究』3号、45-77ページ(2012年)

<その他付記事項(著作以外の業績、記載基準等)>

  • 「2016年学界展望 政治史・比較政治(ロシア・東欧)」『年報政治学/政治分析方法のフロンティア』357-359頁(2017年12月)
  • 「反難民の大統領が再選」(2018年1月のチェコ大統領選に関して)『週間金曜日』1172号、43頁(2018年2月16日)
  • 「2018年の歴史学界:回顧と展望 ― ヨーロッパ・現代・一般」『史学雑誌』128編5号、376-370頁(2019年5月)
学会活動
その他

法学研究科カリキュラム

  • 授業科目
  • 研究指導

課程の修了の認定に関する方針
(ディプロマ・ポリシー)

1.博士課程前期:修士(法学)

所定の期間在学して所定の単位を修得し、修士論文の審査および最終試験に合格することにより、次の条件を満たしたものと判断し、博士課程前期の課程を修了したことを認めます。

  1. 問題を発見し、発見した問題を探究するために必要な専門知識を身につけていること。
  2. 資料収集能力、コミュニケーション能力およびプレゼンテーション能力を有していること。
  3. 形式(論文構成)および内容(論理性および文献網羅性)の点において十分である修士論文を作成する能力を有していること。

2.博士課程後期:博士(法学)

所定の期間在学して所定の単位を修得し、博士論文の審査および最終試験に合格することにより、次の条件を満たしたものと判断し、博士課程後期の課程を修了したことを認めます。

  1. 自立した研究者として活動するために十分な専門知識を修得していること。
  2. 専門分野において重要でありしかも未解決である研究課題を発見し、その課題に取り組む研究を通じて、共通知としての学問の水準を高からしめる能力を有していること。
  3. 学会発表および学術誌に論文を発表することを通じて学問の発展に寄与する能力を有していること。

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カリキュラムマップは、「課程の修了の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)」及び「教育課程編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)」と各授業科目との対応を明示することで、修了までに身につけるべき各能力とそれぞれの授業科目が果たす役割との関連を示すものです。

教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

課程の修了の認定に関する方針に示した能力を具体的に身につけることができるようにカリキュラムを編成・実施します。

1.博士課程前期

指導教授を定め、その指導の下で修士論文を作成します。そのための基礎となる科目を基礎法学、公法学、私法学、刑事法学、政治学の領域に配置し、所定の単位を修得するものとします。

  1. 学生それぞれの専攻分野と隣接分野に関して、前期課程における問題の発見・探究に必要な専門知識を体系的に修得するために必要な科目を、上記分野の研究科目として提供します。
  2. 資料収集、コミュニケーション、論文作成、プレゼンテーションにかかる能力を修得し、それらを課程の目標である修士論文の完成にむけて統合することができるようするために、指導教員が担当する前期課程における研究指導科目を提供します。
  3. 完成した修士論文の形で研究成果の発表・発信する能力を修得できるように、研究科横断的な中間発表会を設定し、発表の練習機会を確保します。

2.博士課程後期

指導教授を定め、その指導の下で博士論文を作成します。そのための基礎となる科目を基礎法学、公法学、私法学、刑事法学、政治学の領域に配置し、所定の単位を修得するものとします。

  1. 学生それぞれの専攻分野に関して、学生が後期課程にふさわしい高度な専門知識を修得し、そのうえで、それぞれの学問分野の最先端において重要でありしかも未解決な研究課題を発見することができるように、上記各分野について特殊研究科目を配置・提供します。
  2. 発見した重要かつ未解決な研究課題について、学生が博士論文を作成する能力を獲得できるようにするために、指導教員による徹底した個人指導を行う科目として、後期課程における研究指導科目を配置・提供します。
  3. 博士論文作成の過程で得た知見や博士論文の内容を、学生が研究発表等の形で適切に発信する能力を獲得できるように、研究指導科目での発表練習機会を確保するだけではなく、論文中間報告会を設定し、研究指導教員以外の教員や他の院生からも助言が得られる体制を調えます。

入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

本研究科は、その教育の基本理念のもと、次のような学生を求めています。

1.博士課程前期

  1. 前期課程での学修に必要な基礎学力を持つ者。
  2. 専攻分野に関する専門知識を備えている者。
  3. 専攻分野に対して深い関心と興味を抱き、明確な問題意識と研究計画をもって研究に取り組む意欲を有する者。
一般入試 社会人入試 外国人入試 学内推薦入試
筆記試験 面接・口述試験 筆記試験 面接・口述試験 筆記試験 面接・口述試験
(1)
(2)
(3)

(備考)◎:特に対応している。○:対応している。

2.博士課程後期

  1. 専攻する分野において、将来、専門研究者となりうる素質・能力を持つ者。
  2. 専攻分野に関する高度な専門知識を備えている者。
  3. 独創的な研究を行う旺盛な意欲を有する者。
一般入試 社会人入試 外国人入試
筆記試験 面接・口述試験 面接・口述試験 筆記試験 面接・口述試験
(1)
(2)
(3)

(備考)◎:特に対応している。○:対応している。