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法学研究科カリキュラム

カリキュラム名 担当教員
刑事訴訟法研究Ⅱ 指宿 信
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022
刑事訴訟法研究Ⅱ

法と心理


担当教員 実施学期 単位数 配当 曜日・時限 教室名 授業コード
指宿 信 (いぶすき まこと)
後期 2 大学院(M) 火 2
研究室
8863

授業の内容
 近年,急速に注目を集めている分野である「法心理学」を取り上げる。法と心理のかかわりについて,特に以下の論点を中心に法学・心理学の双方の分野からの判例,論文,著作等を通じて学ぶ。取り上げるテーマは以下のとおり。
 1)目撃証言,2)虚偽供述,3)映像証拠のインパクト,4)陪審評議の研究,5)法廷コミュニケーション
到達目標
 法と心理学に関する全体構造を理解する。法と心理学に特徴的な考察方法を習得する。法学と心理学の協働の必要を学ぶ。
授業の方法
 演習のかたちで進める。担当に従って報告,受講者全員で議論をおこなう。オンラインでの授業を基本とする。
授業の計画
1. ガイダンス
2. 法と心理 総論
3. 目撃1
4. 目撃2
5. 目撃3
6. 自白1
7. 自白2
8. 自白3
9. 陪審研究1
10. 陪審研究2
11. 被害者
12. 暴力臨床
13. 治療的司法
14. 被害者臨床
15. まとめ
授業時間外の学修(予習・復習等)
 指定された文献の事前閲読。
成績評価の基準と方法
発表内容(50%) レポート内容(50%)
教科書
 著者:ブル他著,仲真紀子監訳 書籍名:『犯罪心理学―ビギナーズガイド:世界の捜査,裁判,矯正の現場から』 出版社:有斐閣 発行年:2010 

 著者:サトウ・若林・指宿・廣井・松本 書籍名:『法と心理学への招待』 出版社:有斐閣 発行年:2019 
参考文献
 著者:ロナルド・コットン他・指宿信・岩川直子訳 書籍名:『とらわれた二人』 出版社:岩波書店 発行年:2013 

 適宜指示する。
履修者への要望
 法律問題への他分野による貢献に関心があること。
教員との連絡・相談方法
 授業開始時に指示する。