ホーム > 法学研究科カリキュラム

法学研究科カリキュラム

カリキュラム名 担当教員
憲法研究Ⅵ 西土 彰一郎
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022
憲法研究Ⅵ




担当教員 実施学期 単位数 配当 曜日・時限 教室名 授業コード
西土 彰一郎 (にしど しょういちろう)
後期 2 大学院(M) 水 3
444
8809

授業の内容
 本研究は,近時のドイツの国家論の動向を探り,受講生の問題関心を深めることを目的とする。2018年に出版された全7章からなる「教科書」を読解することにより,受講生の論文執筆の一助とする。
到達目標
 履修者は,ドイツの国家論の基礎を把握することができるようになる。
授業の方法
 文献内容の報告および受講者全員による検討。
授業の計画
1. イントロダクション
2. 第1章「国家と国家論」の輪読(1)
3. 第1章「国家と国家論」の輪読(2)
4. 第2章「自由民主主義のあり方」の輪読(1)
5. 第2章「自由民主主義のあり方」の輪読(2)
6. 第3章「暴力独占:近世の領邦国家」の輪読(1)
7. 第3章「暴力独占:近世の領邦国家」の輪読(2)
8. 第4章「社会の自己組織化:憲法国家」の輪読(1)
9. 第4章「社会の自己組織化:憲法国家」の輪読(2)
10. 第5章「国家任務の拡大:福祉国家」の輪読(1)
11. 第5章「国家任務の拡大:福祉国家」の輪読(2)
12. 第6章「断片化の中の秩序形成:ネットワーク国家」の輪読(1)
13. 第6章「断片化の中の秩序形成:ネットワーク国家」の輪読(2)
14. 第7章「展望:グローバル化の中で引き続き有している国家の意味」の輪読(1)
15. 第7章「展望:グローバル化の中で引き続き有している国家の意味」の輪読(2)
授業時間外の学修(予習・復習等)
 予習,復習ともに,検討の対象とする原著を丹念に読解しておくこと。
成績評価の基準と方法
授業への参加度(100%)
教科書
 著者:Thomas Vesting 書籍名:『Staatstheorie』 
参考文献

履修者への要望
 ドイツ語読解能力があること。
教員との連絡・相談方法
 メールアドレス1:nishido[at]seijo.ac.jp
 ※ [at]は@に置き換える。