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法学研究科カリキュラム

カリキュラム名 担当教員
憲法研究Ⅴ 西土 彰一郎
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022
憲法研究Ⅴ

ドイツ法理論研究


担当教員 実施学期 単位数 配当 曜日・時限 教室名 授業コード
西土 彰一郎 (にしど しょういちろう)
前期 2 大学院(M) 水 3
444
8808

授業の内容
 本研究は,近時のドイツの法理論の動向を探り,受講生の問題関心を深めることを目的とする。
 近年のドイツの法学では,社会システム理論など隣接分野の知見を用いつつ従来の法理論,憲法理論を反省する試みがなされている一方,伝統的な基礎概念を丹念に分析する作業も地道に行われている。本研究は前者の流れに属する全7章からなる「教科書」を読解することにより,受講生の論文執筆の一助とする。
到達目標
 履修者は,ドイツの法理論の基礎を把握することができるようになる。
授業の方法
 文献内容の報告および受講者全員による検討。
授業の計画
1. イントロダクション
2. 第1章「位置と機能」の輪読(1)
3. 第1章「位置と機能」の輪読(2)
4. 第2章「規範」の輪読(1)
5. 第2章「規範」の輪読(2)
6. 第3章「システムⅠ」の輪読(1)
7. 第3章「システムⅠ」の輪読(2)
8. 第4章「システムⅡ」の輪読(1)
9. 第4章「システムⅡ」の輪読(2)
10. 第5章「妥当」の輪読(1)
11. 第5章「妥当」の輪読(2)
12. 第6章「解釈」の輪読(1)
13. 第6章「解釈」の輪読(2)
14. 第7章「進化」の輪読(1)
15. 第7章「進化」の輪読(2)
授業時間外の学修(予習・復習等)
 予習,復習ともに,検討の対象とする原著および翻訳書を丹念に読解しておくこと。
成績評価の基準と方法
授業への参加度で評価する(100%)
教科書
 著者:Thomas Vesting 書籍名:『Rechtstheorie, 2.Auflage』 

 著者:トーマス・ヴェスティング(毛利透・福井康太・川島惟・西土彰一郎 訳) 書籍名:『法理論の再興』 
参考文献
 講義中に指示する。
履修者への要望
 ドイツ語読解力があること。
教員との連絡・相談方法
 メールアドレス1:nishido[at]seijo.ac.jp
 ※ [at]は@に置き換える。