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専任教員紹介

教授

太田 晋( Shin Ota )

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担当科目:

英語研究など

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専門紹介

私たちが生きているこの時代は、「近代(モダン)」であるともいえるし、そうでないともいえます。いちおう「近代」の原則の上で動いてはいるのですが、このアプリケーションはヴァージョン・アップを繰り返したあげく、何だかよくわからなくなっているからです(だから人によっては今の時代を「近代だけど近代じゃない」という意味で「再帰的近代」とか「ポストモダン」とか言います)。
さて、20世紀初頭の英米では、実験的で斬新な文学作品が数多く書かれました。それらの作品は、近代以前のそれとは違う新しいものとして「モダニズム」と総称されます。しかし本当をいうとそれらの作品は、「近代」の枠組の中におとなしく収まってくれません。モダニズムの作品は、本当は「近代」の初期設定そのものをこっそり書き換えてしまっているのかもしれず、「ポストモダン」の現在になって初めて理解できるものだったり、あるいは未だ知られざるまったく新しい可能性を暗示しているかもしれないからです。そうした「モダニズム」の文学作品(具体的にはジェイムズ・ジョイスやヴァージニア・ウルフの作品)の読解と研究が、私の専門分野です。 

自己紹介

オタクかサブカルか、と問うならば後者。 

研究内容

 

学歴

1998年3月

東京大学大学院人文社会系研究科 欧米系文化研究専攻 英語英米文学専門分野単位取得退学

職歴
主な業績

<論文、判例評釈、紀要、雑誌記事等>

  • 「残したものと残ったもの 月の徴しの下に」『ユリイカ 特集・ムーンライダーズ』(2005年6月)
  • 「あなたとわたしとブラウン夫人と 『容疑者の夜行列車』のためのジャンクション」『ユリイカ 総特集・多和田葉子』(2004年12月)
  • 「この水びたしの世界 五月病者のためのガイダンス」『ユリイカ 特集・鬱』(2004年5月)
  • 「再分配の詩的正義 エズラ・パウンドの異端的経済論」『批評空間Ⅲ-3』(2002年4月)
  • 「『ユリシーズ』を読むⅡ」『批評空間Ⅱ-11』(1996年10月)
  • 「『ユリシーズ』を読むⅠ」『批評空間Ⅱ-9』(1996年4月)
 
学会活動

 

その他